よくあるご質問(FAQ)
ガス検知器が作動して警告音が鳴ってしまいました。一時的に窓を開けて換気をしましたが、夜間の為、開けっ放しにするわけにもいかずガス検知器の電源を切って使用しています。水素ガスの濃度については基本爆発する問題はクリアしているとのことですが、検知器が作動するのは何か問題があるのでしょうか?何かしら対策があればアドバイスいただけましたら幸いです。
ガス検知器によっては水素ガスに反応してしまう機種がたまにあります。(大阪地方に多いようです。)これは検知器の仕様上、仕方のない場合もあり、対策としては検知器のスイッチを切ってお使いいただく、もしくは換気扇をまわす、窓を開けて換気をこまめに行っていただくなどです。
まず、発生ボトルからは水素ガスしか出ていませんので、その点はご安心ください。
また、ご心配の爆発ですが、水素ガスは通常の状態(密閉されていない開放系)では爆発することはまずありません。水素は分子の中で最も小さく軽い分子で、密閉された状態でない場合、秒速数百メートルで拡散してしまいます。
通常、爆発が起こるには濃度4~75%で、なおかつ「着火源」が必要です。これも通常の状態ではありえないことです。
まれに、劣悪な水素発生器で爆発がおこることが報告されていますが、これらの機器は電気分解式での水素発生であり、本当にまれなケースではありますが、アースをしていない場合、静電気が着火源となる場合があります。
宮川式水素キットは機械式ではありませんので、着火源がありません。
また、500℃という高温状態におかれ、密閉された状態で爆発がおこりますが、これも日常ではありえません。
宮川先生からの一言
ガス検知器の他に、火災報知器と空気清浄機も反応するものがあります。高層マンションの方からのご指摘でした。
水素分子を感知するのか、空気に何か変化が起きるのか・・・
ある方はどうしても吸入したいので、火災報知器にシャワーキャップをかぶせて吸入なさっているとのことでした。
質問箱は随時追加していきます。